GACKT氏、前十字靭帯断裂が発覚!症状、治療など簡単に説明

ランニング障害

今朝のLINEニュースでGACKTさんの前十字靭帯断裂のニュースが配信されていました。

 

去年の8月頃から膝に違和感を感じていて、MRIをとりにいったら前十字靭帯の断裂だったようです。今回は前十字靭帯が何なのか、どういうときに損傷しやすいのかを書いていこうと思います。

まず靭帯とは

前十字靭帯は膝にある靭帯ですが、その前に靭帯とは何かということから書いていきます。

靭帯は関節の補助装置のひとつ

関節は簡単にいえば骨と骨の連結です。その連結部は関節包というもので包まれています。靭帯はこの関節包を補強したり、関節の動く範囲を正常に保つために制限したりする役割があります。

 

ちなみに靭帯は関節包より内側にあるものを関節包内靭帯といい、外側にあるものを関節包外靭帯といいます。関節包と癒着しているものもあります。

GACKTさんがやってしまった前十字靭帯は、膝関節の関節包より内側にあるので関節包内靭帯です。

前十字靭帯とは

前十字靭帯はどの辺にあるの?

前十字靭帯はスネの骨である脛骨の上面から太ももの骨である大腿骨の下面についている靭帯です。

厳密にいうと脛骨の前顆間区から大腿骨外側顆の内面後部です。

イメージ的には脛骨の上面の前の方から大腿骨の下面の後方斜めに走っています。

前十字靭帯の役割は?

前十字靭帯は太ももの骨である大腿骨とスネの骨である脛骨をつないでいる靭帯です。

 

ですので役割としては、脛骨が前方へ滑り出すのを防いでいます。ちなみに後方への滑り出しを防ぐ靭帯に後十字靭帯というものもあります。

前十字靭帯はどういうときに損傷されるの?

前十字靭帯の損傷は単独での損傷(非接触型)が多いです。ジャンプの着地、急停止、急な方向転換などで膝関節に大きな負荷がかかったときに多いです。

 

単独損傷以外(接触型)ももちろんあります。ラグビーのタックルなどで膝関節に外反・回旋の外力が加わったときにも損傷されやすいです。

接触型では受傷時の外力が大きいことから、側副靭帯や半月板などほかの組織の合併損傷も多いです。

症状

怪我をしたときはガクッと膝が崩れるような感覚靭帯の断裂音を聞くことがあります。

また、膝の不安定感や力が入らない感覚があります。

時間が経つにつれて腫れていき、腫脹によって膝を曲げる運動が制限されてしまうことがあります。

痛いの?

前十字靭帯の損傷や断裂の症状の特徴として、受傷時や受傷直後に痛みが少ないということがあげられます。

受傷直後は痛みがないことから、スポーツ中に発生してもそのままプレー続行しちゃう人もいるくらいです。

もちろん全てのケースが痛くないわけではなく、痛みが出る場合もあります。

 

GACKTさんも痛みがなかったので、半年近くも放置していたようですしね。痛みというよりも違和感力が入らないということを訴える場合が多いので、病院に行くまでもないなと感じる人は多いです。

靭帯に損傷があるかどうかはMRIのような画像診断がなければわかりません。まずは発見するために病院で検査することが大切です。

 

前十字靭帯損傷に対する徒手検査もありますが、痛みによる緊張などの影響で陽性所見が見られないことがあります。

治るの?

前十字靭帯が断裂したら、手術をしなければくっつきません。

僕の周りで、前十字靭帯を断裂したけど手術しなくてもくっついたという人もいますが、そのような例は本当にごく一部の症例です。

活動レベルが低い人は問題ない

スポーツ活動をしておらず、日常生活にも支障がなければ手術をしない場合もあります

でも将来的には膝に負担がかかるよ

しかし靭帯が断裂したままの状態で膝崩れのような症状が続く場合は、今度は大腿骨と脛骨がぶつかって関節軟骨や半月板が損傷します。軟骨や半月板も修復力が非常に弱い組織です。

若くて筋力で補えるうちは大丈夫でも、将来的に日常生活に支障が出ることがあります。このことを考えると手術も視野に入れるべきといえます。

 

ちなみに手術の前の段階で関節可動域の確保筋力低下を防ぐためにトレーニングすることが大切です。これらを怠ると術後に影響します。

まとめ

前十字靭帯は脛骨の前方滑り出しを抑える靭帯!

受傷時の痛みは少ないから見逃されがち!心当たりがあれば病院で検査を受けてね!

症状によっては放置すると将来的に膝の負担が増えることもあるよ!
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