糖質を利用しないランナーほど遅いという話

レース・大会

マラソンを速く走るランナーほど、エネルギー源として使っているのは糖質が多くなります。

糖質をエネルギーとして使えるようにして、速いランナーの仲間入りを目指していきましょう。

今回の話は、著書「ENDURE限界は何が決めるのか」から糖質をエネルギー源として使うことの重要性を書いていきます。

このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持つランニングインストラクターの2人で作成しています。

競技実績

東海選手権5000m競歩第2位

フルマラソン2時間36分台

5000m14分台 など

速いランナーのエネルギー源

ランナーとエネルギー源に関する2つの研究があるのでご紹介します。

まずはひとつめ。

ある調査では、現在男子マラソンの歴代記録の上位100人のうちかなりの数を占めるケニア人ランナーとエチオピア人ランナーは摂取カロリーをどのようにしているかを調べました。

結果は、

ケニア人ランナーはカロリーの76.5%を、

エチオピア人ランナーはカロリーの64.3%を糖質から摂っていることがわかりました。

もうひとつはマラソンのペースとエネルギー源との関係の研究です。

基本的に力が必要な速いペースほど、エネルギー源は糖質が利用され、遅いペースはエネルギー源が脂質になります。

ある研究によれば、

マラソンの距離を2時間45分ペースで走るとエネルギーの97%を糖質に頼りります。

3時間45分のペースになると糖質の割合が68%に下がり、脂質の割合が増えるという結果になったそうです。

マラソンをある程度速いペースで走るときのエネルギーは脂質ではなく糖質ということになります。

これくらいのペースを目指すならしっかりカーボローディングをしたいところです。

まとめ

今回の話をかんたんにまとめていきます。

ケニア人ランナーやエチオピア人ランナーは摂取カロリーのほとんどを糖質でまかなっている。

マラソンを速いペースで走ろうとするほど、エネルギー源は糖質で、ペースが下がるほど脂質が使われる。

今回の参考文献は、著者「ENDURE限界は何が決めるのか」でした。
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