鍛えないとマラソンのタイムが遅くなる要素

ランニング練習方法

マラソンを速く走るためには、筋力を強化したり、走るスピードを高めたり、持久力を向上させたりすることが必要です。

そのほかにも多くの要素が必要です。それらの要素は一体なんなのでしょうか。

今回は、著書「運動療法学・障害別アプローチの理論と実際」から持久力を高めるには何をすればいいかについてお話ししていきます。

ぜひ参考にしてみてください。

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このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持ち、300件以上の指導実績があるランニングインストラクターの2人で作成しています。

競技実績
東海選手権5000m競歩第2位
フルマラソン2時間36分台
5000m14分台 など

持久力を高める方法

持久力向上に必要な要素を書いていきます。

これらを意識してトレーニングしましょう。

①乳酸性作業閾値の上昇

乳酸性作業閾値は、運動強度が高まるにつれて血中の乳酸が急激に上昇するポイントです。

この閾値を高めることが持久力向上に関係します。

②運動効率の改善

効率のいいランニングフォームを身につけることは、エネルギー節約に役立ちます。

③精神面強化

疲労には精神的な要素も関係するのです。

あきらめない強い気持ちを持つことを日頃から意識してみましょう。

④酸の緩衝能力の向上

筋肉の活動によって、体内が酸性になるとパフォーマンスが低下します。

これはトレーニングを続けることで体の機能が変化していきます。

また、重炭酸塩(炭酸水素ナトリウム)は細胞の酸化を予防することで、パフォーマンス向上につながります。

⑤ヘモグロビンや血液学的特性の改善

ヘモグロビンは酸素を運びます。

標高が高く酸素が薄いところでは、その補償作用としてヘモグロビンなミオグロビンが増えます。

しかし、ヘモグロビンが増えすぎて血液の粘性が高いことはかえってパフォーマンス低下につながるとの研究もあるので注意です。

⑥呼吸筋のフィットネス改善

呼吸筋は肋骨周りに付いている筋肉を指します。

肋骨周りのほか、胸周り、首回りの筋肉の固さを改善するといいでしょう。

⑦筋力・パワーの発揮能力向上

強度の高い無酸素性のトレーニングで鍛えることができます。

マラソンは有酸素運動ですが、パフォーマンスを高めるには、無酸素運動も必要です。

まとめ

今回のお話しをかんたんにまとめていきます。

持久力向上に必要な要素は、

乳酸性作業閾値の上昇

運動効率の改善

精神面強化

酸の緩衝能力の向上

ヘモグロビンや血液学的特性の改善

呼吸筋のフィットネス改善

筋力・パワーの発揮能力向上

今回の参考文献は、著書「運動療法学・障害別アプローチの理論と実際」でした。

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