ランニングや歩いたりしないと椎間板ヘルニアになりやすい

ランニング障害

椎間板は背骨の椎骨と椎骨の間にあるクッション材のようなものです。

椎間板ヘルニアとは、椎間板のなかにあるクッション材(髄核や線維輪)が飛び出してしまうことをいいます。

椎間板ヘルニアを予防するには適度な運動が効果的という研究が多くあります。

今回は、著書「サピエンス異変」からランニングと椎間板の強さの関係についてお話ししていきます。

ぜひ参考にしてみてください。

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このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持ち、300件以上の指導実績があるランニングインストラクターの2人で作成しています。

競技実績
東海選手権5000m競歩第2位
フルマラソン2時間36分台
5000m14分台 など

ランニングで椎間板が強くなる

椎間板ヘルニアの予防のひとつが椎間板を適切な状態に保つことです。

椎間板は運動などにより適度に刺激を与えないとクッション材としての働きが悪くなります。

オーストラリアのディギン大学で2017年に行われた研究では、走ると椎間板が強くなることがわかっています。

また、歩いても椎間板は強くなったといいます。

運動によって適度に刺激をあたえることで椎間板をいい状態に保つことができるのです。

椎間板を強くするにはどれくらい走ればいいか

ランニングや歩くことが椎間板を強くします。

では、どれくらい走ればいいのでしょうか。

これも研究で答えがでています。

研究によれば、1週間に5日以上最低で19キロ走った男女では、椎間板の組成が強くなり椎間板がより多くの水分を含み、体積が大きくなることを確認しました。

単純に19キロを5日で割れば、1日あたり約4キロ、6日で割れば1日あたり約3キロです。

ランニング経験がないひとには少し長いと感じるかもしれませんが、これで椎間板を強くして将来のQOL(生活の質)を保つことができると思えば悪くはないでしょう。

まとめ

今回のお話しをかんたんにまとめていきます。

オーストラリアのディギン大学で2017年に行われた研究では、走ると椎間板が強くなることがわかっています。

どれくらい走ればいいのかは研究によれば、1週間に5日以上最低で19キロ走れば椎間板の体積が大きくなることを確認しました。

今回の参考文献は、著書「サピエンス異変」でした。

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