2020年も5月に入ります。
これから気温が高くなる日が増えてきます。
熱中症に気をつけるのはもちろん、気温が高い日はランニングのパフォーマンスは落ちます。
無理に追い込もうとせず、まあ仕方ないくらいの気持ちでトレーニングしましょう。
今回は、著書「運動と疲労の科学」からに気温の上昇とランニングのパフォーマンスの関係ついてお話ししていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
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このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持ち、300件以上の指導実績があるランニングインストラクターの2人で作成しています。
競技実績
東海選手権5000m競歩第2位
フルマラソン2時間36分台
5000m14分台 など
暑いとマラソンのパフォーマンスは落ちる
暑さとランニングのパフォーマンス低下がどれくらい関係しているのかを書いていきます。
これを知れば、パフォーマンスが落ちてもまあ仕方ないか思っていただけると思います。
まずは、オリンピックのマラソン競技における関係です。
実は、環境温度と完走率には相関しているのです。
温度が高いとオリンピック選手ですら完走率が低下するのです。
さらに、ヒトが70%VO2maxの自転車運動を3℃、20℃、40℃の環境下で行う実験では、疲労困憊に至る運動時間は40℃が最も短くなりました。
要するに暑いと疲労困憊になるまでの時間が早くなるのです。
ちなみに、無酸素運動能力(短距離走)は高温環境は負の原因にならない場合が多いです。
むしろ高温がウォーミングアップ効果として働くために、無酸素運動では高いパワーを引き出すと考えられます。
まとめ
今回のお話しをかんたんにまとめていきます。
暑いとマラソンの完走率が下がります。これには相関関係があります。
暑いと疲れるまでの時間が早くなります。
短距離走では、暑さとパフォーマンス低下は関係ありません。
今回の参考文献は、著書「運動と疲労の科学」でした。
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