ランニングの大敵、外反母趾の原因・症状・対策!

ランニング障害

女性ランナーに多いのが外反母趾。悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

よほどの重症でなければ、対策をすれば改善することができます。

外反母趾とは

外反母趾は足の親指が外側へ向いてしまう変形です。

女性での発生が多いです。

原因

ハイヒールのようなつま先が細い靴を履く、足のアーチが低下(扁平足)した人に発生しやすいです。

また、先天的に足の親指が長いエジプト型の足の人も発生しやすいです。

症状

足の親指の関節部に痛みと指が外側に向く変形がみられます。

指が外側に向いてしまうので、指の骨と関節している中足骨が相対的に内側に突出します。これにより中足骨の滑液包の炎症や肥厚がみられます。パッドなどを使うと痛みを軽減できます。

変形が強くなると、足の親指が第2趾の下に入り込みます。これにより第2趾、第3趾の指の関節部にタコができることもあります。

対策

運動療法、足底板、靴の変更、テーピングやサポーターの着用などをおこないます。

運動療法は、足の親指の関節を内反、外旋することで足の筋肉の拘縮を予防しましょう。足の指を開いたり閉じたりする運動やゴムバンドを両足の親指にかけて引っ張りあうのも有効です。

足底板はアーチ形成の補助のためです。アーチを作るためタオルギャザーや後脛骨筋のトレーニングも有効です。

はなるべくつま先のゆったりしたものを履きましょう。それが難しい場合はこまめに靴を脱ぐことを心がけましょう。また、肥満気味であれば、体重の減量も大切です。

テーピングやサポーターの着用も有効です。

まとめ

外反母趾は足の親指が外側を向く変形で女性に多い

つま先の細い靴は控えよう!

足のアーチ形成、足の指のトレーニング、サポーターなどで対策しよう!

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