怪我や故障、痛めたら冷やす?温める?どっちがいいかかんたんに説明!

      2018/01/26

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マラソン、ランニングで足を痛めてしまった。

そこで怪我をしたところは冷やすか温めるかどちらがいいの?そんな疑問にお答えします。

ぜひ参考にしてみてください。

アイシング?温める?どっち?

結論からいいます。

怪我の受傷後3日以内はアイシング、それ以降は温めましょう。

3日以内は冷やした方がいい理由

組織の修復を妨げないためです。

3日以降組織を修復する酵素が出現するので、その酵素の働きを抑制しないために3日以内にします。

3日以降も冷やしてしまうと、せっかく組織を治そうとしている酵素の働きまで抑制してしまうのです。

また、アイシングでは血管を収縮させるので、酸素や栄養も供給しにくくなることも組織の修復に影響してしまいます。

組織の修復酵素が働く温度

酵素は40度までは、温度に比例して反応速度が大きくなります。

40度を超えると逆に反応速度が低下し、60度以上では反応しなくなってしまいます。

アイシングの効果

アイシングをすることで次のような効果が期待できます。

・血管を収縮させる、血管透過性を低下させ、腫れを抑える。

・細胞のエネルギーの必要性を減らし代謝を抑える。

・神経の活動を抑制し、痛みを伝えにくくする。また、筋緊張も低下させる。

これらの効果によって、損傷部の炎症反応を抑制します。

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効果的なアイシングの方法

冷たさ

アイシングをする際は、冷たすぎればいいわけではありません。

温度的には、皮膚面で10〜15℃が最適とされています。鎮痛作用のためには、13.6℃以下がいいです。

ビニール袋を氷嚢代わりに使用するときは、氷だけだと冷たすぎるので少量の水を入れるとちょうどいい温度になります。

アイシングの時間

20分を超えると、神経麻痺を起こす可能性が高くなります。特に、尺骨神経や総腓骨神経など、表層に近い神経は注意が必要です。

そのため20分以内がいいでしょう。

最近では、10分間の間欠的冷却もっとも効果的ということもいわれています。

ずっと冷やしてると、逆に血流がよくなってしまうので注意!

冷やすことで血流を低下させるのですが、長時間冷やしていると逆に血流が増加することがわかっています。

これは、長時間低温にさらされたことで、血流量の減少します。すると、組織の循環障害を防ぐために、血管が拡張することで起こる防御機構です。

日常でも起こることで、長時間寒いとこにいると、頬が赤くなるのと同じですね。

本来、血流量を低下させることが目的ですから、冷やしすぎで血液量が増えるのは避けたいですね。

アイシングをやってはいけない人

以下の人はアイシングをやるのは危険です。

・レイノー現象がある。

・寒冷アレルギーがある。

・皮膚の感覚障害がある。

・末梢循環障害がある。

まとめ

アイシングは炎症反応を抑え、痛みを感じにくくする。

アイシングは、怪我をした3日以内。それ以降は温めて酵素の働きを助ける。

冷やすすぎは、体の防御機構が働き血流量が一時的に増えるので注意。

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