目の構造をかんたんに説明!ものが見える仕組み

      2018/10/07

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眼球の構造についてかんたんに説明していきます。

参考にしてみてください。

視覚器

外界の光景を写しとる組織を視覚器といいます。

視覚器は眼球とその保護・運動に必要な副眼器からなります。

眼球の構造

眼球は脂肪組織に埋まって存在します。

眼球は直径2.5センチほどです。

眼球の外壁は外側から、

線維膜
血管膜
内膜(広義の網膜)

の3層です。

内部には前から、

虹彩
水晶体
硝子体

があります。

線維膜

線維膜は角膜と強膜に分けることができます。

角膜は黒目の部分、強膜は白目の部分になります。

角膜は外表から、

角膜上皮
角膜固有質
角膜内皮

からなります。

角膜上皮には血管がありません。

角膜上皮には自由神経終末があり、痛みに敏感です。

角膜と強膜の移行部には強膜静脈洞があります。

強膜は視神系を包む硬膜鞘に移行します。

血管膜

線維膜の内側にあり、血管と色素細胞が存在します。

ブドウ膜とも言います。

前から、虹彩、毛様体、脈絡膜に分けられます。

虹彩とは

虹彩は水晶体の前面をおおいます。その内側縁は輪状で、中心部分を瞳孔といいます。

瞳孔を囲むように輪状に走る、瞳孔括約筋。放射状に走る、瞳孔散大筋があります。

眼球に入る光が多いときは、副交感神経の働きで瞳孔括約筋が収縮し、瞳孔は縮瞳します。

逆に交感神経が働くと瞳孔散大筋が収縮して、散瞳します。

虹彩は血管と色素細胞に富むので、これらの量で目の色は決まります。

毛様体とは

虹彩の後方に連続して存在し、水晶体を輪状に囲みます。

毛様体の内側から毛様体小帯が水晶体の外側に付着します。

近いものを見るときは、毛様体が収縮し、毛様体小帯を弛緩させ、水晶体を厚くします。虫眼鏡や老眼鏡の分厚いレンズのイメージです。

遠いものを見るときは、毛様体が弛緩し、毛様体小体が緊張し、水晶体を引っ張って薄くします。

脈絡膜とは

脈絡膜は血管膜の大部分をしめます。

血管とメラニン産生細胞に富んでいます。

内側では網膜に接し、毛細血管が豊富です。

内膜(広義の網膜)

血管膜の内面を覆う層です。

虹彩と毛様体の内面を覆う部分は網膜盲部といい、色素細胞のみを含みます。

脈絡膜の内面を覆う、鋸状縁より後方では網膜視部といい、網膜色素上皮層と光を感受する網膜神経層からなります。

水晶体

カメラのレンズに相当する部分です。

前方は平、後方は膨らんでいて、細長い細胞塊です。

外側の上皮細胞に毛様体小体が付着します。

白内障で白濁します。

眼房

水晶体と角膜に挟まれた空隙です。

虹彩によって前眼房と後眼房に分けられます。

眼房は眼房水で満たされています。

眼房水は毛様体で作られ、強膜静脈洞から眼静脈に吸収されます。

緑内障は眼房水の作りすぎ、または吸収障害によって眼内圧が亢進しておこります。

網膜

光を感知する視細胞には杆状体と錐状体があります。

杆状体は薄暗いところで働き、明暗の識別に優れています。

錐状体は明るい環境で働き、色の感受性があります。

眼球の後極のやや外側に黄斑があります。

黄斑の中心部を中心窩といい、そこは錐状体の分布が多く、視力がもっともいいところです。

中心窩の4〜5ミリ内側(鼻側)は視神経円板または視神経乳頭といい、視神経が集まって眼球から出て行くところです。

ここは視神経が眼球壁を貫くため視細胞などがなく、視覚の盲点になります。

まとめ

外から順に、角膜、前眼房、虹彩、後眼房、水晶体、硝子体、網膜。

水晶体の外側に毛様体小体、毛様体小体は毛様体から出ている。

近いものを見るときは、毛様体が収縮し、毛様体小帯を弛緩させ、水晶体を厚くする。

遠いものを見るときは、毛様体が弛緩し、毛様体小体が緊張し、水晶体を引っ張って薄くする。

杆状体は薄暗いところで働き、明暗の識別。

錐状体は明るい環境で働き、色の感受性がある。


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