アドレナリンとは?働きや分泌の方法は?副腎髄質ホルモンの話

      2018/10/07

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アドレナリンは副腎髄質というところから分泌されるホルモンです。

主に交感神経系の機能を強くし、糖質代謝にも関与します。

また、ストレスなどに対して抵抗するのにも働きます。

今回は副腎髄質ホルモンであるアドレナリンなどについてかんたんに説明します。

アドレナリンとは

アドレナリンは副腎の髄質から分泌されるホルモンです。

副腎とは腎臓の上にあり、重さは6〜7gほどです。

副腎は皮質と髄質に分けられ、髄質でアドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどを合成しています。

これらのホルモンを総称してカテコールアミンともいいます。

カテコールアミンの分泌の調節

アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどのカテコールアミンの分泌は、交感神経の節前線維の末端から分泌されるアセチルコリンによって調節されます。

アセチルコリンが副腎髄質の細胞の受容体に結合することで、カテコールアミンの分泌を開始します。

どういう時にアドレナリンが出るの?

ストレスを受けたり、興奮状態のときに大量に分泌されます。

ほかにも、筋トレ、寒さ、血圧低下、血糖低下などでも分泌されます。

ストレス状態で分泌されるのはなぜ?

これは興奮状態が交感神経の働きを優位にするからです。

交感神経が優位に働くと、先ほど書いたアセチルコリンの分泌も促進され、副腎髄質ホルモンも分泌されるのです。

私たちの身体はストレスに抵抗し、適応力を高めるためにアドレナリンなどのカテコールアミンを分泌しているのです。

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アドレナリン、ノルアドレナリンの作用

アドレナリンとノルアドレナリンは、交感神経系の興奮と似たような作用を持ちます。

アドレナリンが主に、
・心臓の機能の促進
・筋肉などの血管拡張
・肝臓でのグリコーゲン分解による血糖値上昇作用

に働きます。

ノルアドレナリンは主に、末梢の血管収縮による血圧上昇作用に働きます。

アドレナリンとノルアドレナリンの両方に、
・血中遊離脂肪酸の増加
・熱産生を促進

の働きなどもあります。

筋肉が活動しやすい状況を作る

アドレナリンやカテコールアミンの作用は、イメージ的には筋肉が活動しやすい状況を作り出すという感じですね。

心拍数や心拍出量を高め、筋肉への酸素とエネルギーの供給を促進します。

筋肉の血管を拡張するのも同じ理由です。

血糖値上昇や遊離脂肪酸増加も、エネルギー源を供給するためです。

ストレスの受けすぎに注意

アドレナリンやノルアドレリンは、かんたんにいえば運動のために血圧を高める作用を持ちます。

なので、高血圧に注意が必要です。

高血圧は動脈硬化のリスクを高めます。

アドレナリンなどの分泌を促進する要因(ストレス、興奮状態など)には気をつけていきたいところです。

まとめ

アドレナリンは興奮、運動、ストレスなどで分泌される

心拍数、心拍出量を増やし、運動しやすくする

高血圧に注意

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