身体の深部体温が高いと運動時に疲れやすい

ランニング練習方法

今回もこれまでに引き続き、マラソンやランニングで疲れにくくなる方法をお話しします。

今回は、著書「ENDURE・限界は何が決めるのか」から深部体温と運動時のパフォーマンスの意外な関係について説明します。

疲れないようになりたい方はぜひ参考にしてみてください。

このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持つランニングインストラクターの2人で作成しています。

競技実績

東海選手権5000m競歩第2位

フルマラソン2時間36分台

5000m14分台 など

深部体温と運動に関する実験

深部体温と運動パフォーマンスに関する実験で次のようなものがあります。

ある研究では、運動前に冷たい水と温かい水に浸かって、その後、自転車をこいでもらいます。

すると、冷たい水に浸かり深部体温を下げたときは、温かい水につかったときのなんと2倍以上ペダルをこぎ続けることができたのです。

体温を下げるようにするだけで2倍長く自転車をこぎ続けられるのはすごい効果ですね。

深部体温を下げる方法

深部体温を下げる方法をひとつご紹介します。

それはフローズンドリンクを飲むことです。

オーストラリアの科学者によるテストでは、スポーツドリンクと同程度の甘さにしたフローズンドリンクで、深部体温が摂氏0.56度下がり、暑さのなかでの耐久力が高まることが示されました。

また、フローズンドリンクは、アスリートの体温を下げるだけでなく、一部のケースではアスリートが疲れ切るまでの深部体温の限界をわずかに上げました。

アスリートのパフォーマンスには、体温がかなり影響を受けるのでぜひ意識してみたいたころですね。

まとめ

今回のお話しをかんたんにまとめていきます。

深部体温を下げると運動パフォーマンスがあがる。

実験では、深部体温を下げたときは温かい水に使ったときに比べ2倍長く自転車をこげた。

フローズンドリンクを飲むと深部体温が下がりパフォーマンスが向上する。

今回の参考文献は、著書「ENDURE・限界は何が決めるのか」です。
本を読むなら両手や目がふさがっていても読めるアマゾンオーディブルがおススメです。

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