裸足で走ると怪我しにくいという話を聞いたことがあるのではないでしょうか。
裸足での着地が負担を減らすことが怪我の予防になるというわけだそうな。
今回は、著書「良いトレーニング、無駄なトレーニング」から裸足のランニングが怪我を減らすというのは本当かどうかについて書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
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このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持ち、300件以上の指導実績があるランニングインストラクターの2人で作成しています。
競技実績
東海選手権5000m競歩第2位
フルマラソン2時間36分台
5000m14分台 など
裸足ランが怪我を減らす研究は本当にあるのか
裸足ランで足の負担が減るという実験はあるようです。
しかし、著書「良いトレーニング、無駄なトレーニング」によれば裸足ランが怪我を減らすことにつながるかを関連づける証拠はまだないようです。
着地時に足にかかる垂直的な負担は裸足よりもシューズの方が大きいことは事実ですが、ケガの発生率と直接的な関係を調べていないのです。
さらに、裸足が足の負担を減らすという実験をしたのは、裸足感覚で走るシューズ、いわゆるベアフットランニングシューズのブランド「Vibram」です。
つまり、裸足が足の負担を減らすという結果は、自社の商品(裸足感覚のシューズ)に有利にはたらきます。
この研究結果を信じるか、はたまたマーケティングの一環として捉えるかがポイントになります。
初心者は裸足は避けるのが無難
裸足ランが負担を減らすという研究は、裸足感覚のランニングシューズメーカーによる研究であり、マーケティングの一環とも考えられるわけです。
走り方がわからず、これからランニングを始めようとしている人は、いきなり裸足で走ることは控えておいたほうがよさそうです。
まとめ
今回のお話しをかんたんにまとめていきます。
裸足ランニングと怪我の減少を関連付ける研究はない。
裸足は足の負担を減らす研究はあるが、それは裸足感覚を売りにしたランニングシューズメーカーが行ったもの。
走り方がわからない初心者がいきなり裸足で走るのはやめたほうがいい。
今回の参考文献は、著書「良いトレーニング、無駄なトレーニング」でした。
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