結論からいうとどちらも同じで、時間効率を考えればぶっちぎりでSITやるのがいいです。
最近は市民ランナーのツイッター界隈で「SIT(スプリントインターバルトレーニング)やれ」が話題です。
スプリントインターバルトレーニングは、読んで字のごとく、速く走ることを間欠的に繰り返すトレーニングです。
スピード強化になるのはもちろん、持久力強化にも効果的で、60分ジョグなどに比べてトレーニング時間も短く終わるというすばらしいトレーニングです。
しかし、トレーニング強度が高いためつらいというのがデメリットです。
今回は、著書「良いトレーニング、無駄なトレーニング」からスプリントインターバルトレーニングと60分ジョグでは、持久力の向上にどっちがいいのかについてお話ししていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
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このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持ち、300件以上の指導実績があるランニングインストラクターの2人で作成しています。
競技実績
東海選手権5000m競歩第2位
フルマラソン2時間36分台
5000m14分台 など
SITとジョグはどっちが持久力強化になるか
さて、インターバルとジョグのどちらが持久力向上に向いているかですが、実はこれに関する研究があるのでご紹介します。
西オンタリオ大学の研究です。
30秒スプリント走3~6回(rest4min)を走るグループと、一度に30~60分走るグループに分けます。
それぞれ、週3回を6週間行わせました。
その結果、持久力向上と、脂肪の減少の効果はほぼ同じになりました。
忙しくて走る時間がとれないけれど、体力をつけたいという人は、スプリントインターバルトレーニングが超おすすめというわけです。
30秒間走るのを3〜6回繰り返すだけなので、休憩時間を1分とって、ウォーミングアップやクールダウンを含めたとしても15分〜20分あれば終わります。
ぜひ試してみてください。
まとめ
今回のお話しをかんたんにまとめていきます。
西オンタリオ大学の研究によれば、30秒スプリント走3~6回(rest4min)と一度に30~60分走るグループでは、週3回6週間行わせたところ、持久力向上と、脂肪の減少はほぼ同じでした。
今回の参考文献は、著書「良いトレーニング、無駄なトレーニング」でした。
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