長距離走は週1〜2回のポイント練習で速くなる!ジョグをがんばっても速くならない!

ランニング練習方法

マラソンの基本のトレーニングといえばジョグですね。

あなたはこのジョグというトレーニングをどういう意識で取り組んでいますか?

トレーニングをする際はその目的をしっかり意識して取り組むことが重要です。

なんの変化もつけずに漠然とジョグに取り組んでいる人は気を付けましょう。

ジョグとは

そもそもジョグ(ジョギング)とは、

ジョギング(Jogging)とは、ゆっくりした速さで走ることである。陸上競技長距離走や他のスポーツにおける持久力を高めるためのトレーニングとしてのジョギング、娯楽としてのジョギング、フィットネス、健康増進のための有酸素運動としてのジョギングなど、さまざまな目的で行われる。

ジョギングに定義はないが、一つの指標としては時速9.6kmよりゆっくり走ること。

Wikipediaより引用

Wikipedia的にはこのように書かれています。

まあ時速9.6キロより速い場合でもめんどくさいのでジョグっていっちゃいますよね。

ジョグは頑張るようなトレーニングじゃない!

あなたはどのようなときにジョグすることが多いですか?

・週初めに体を慣らすとき

・ポイント練習など追い込んだ日の翌日

・レース明けの疲労抜き

だいたいこのようなときにジョグをすることが多いはずです。こういう日ってそもそも頑張るような日じゃないんですよね。

だからジョグで頑張るようなことはしなくていいんです。(注・距離をたくさん走ることを目的としたジョグは別。距離走はそれなりに頑張りましょう。)

ジョグでついついペースが上がる人は気をつけよう!

今日はゆっくりジョグにしよう。

 

そう思っていても、走っているとついテンションが上がってしまって予定よりもペースが速かったなんてことありませんか?

 

ゆっくりジョグで終わるつもりだったのに、ちょっと疲れてしまった。それはもうジョグではなくビルドアップというトレーニングになっています。

ジョグはポイント練習のための調整と考えよう

以前、トレーニングの原理・原則の話をしました。その中で過負荷の原理というのがありました。

これは簡単にいえば、負荷を加えなければトレーニングにならないよという原理です。ランニングではポイント練習で負荷をかけることで、トレーニングの効果を獲得します。

負荷をかけるので当然疲れます。その疲労を抜くのがジョグなわけです。

なのにそのジョグを頑張ったり、ペースを上げたりしたら余計疲れてしまいますよね。

そして疲れが抜けきってない状態でまたポイント練習をやろうものなら、故障のリスクも高まります。

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やるときはやる、休むときは休むの精神!

ジョグはあくまでジョグ、ペースを上げる必要はないです。

しっかり疲労を抜いたり、体をほぐすためにやりましょう。ペースがゆっくりなのでいつも以上にフォームに気をつけるのもいいですね。

ペースを上げるのはポイント練習でやりましょう。

まとめ

・トレーニングの目的を冷静に考えよう!

・疲労を抜くことが目的のジョグで頑張らない、ペースを上げない!

・ペースを上げたければポイント練習でガッツリ追い込もう!

・やるときはやる、休むときは休む!じゃないと疲労が蓄積して故障する!

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