トレーニングの筋肉痛で翌日以降のトレーニングに影響が出たことはないでしょうか。
トレーニングのあとの筋肉痛を少しでもやわらげたいと思いませんか?
今回は、著書「科学的に正しい筋トレ 最強の教科書」から筋肉痛をやわらげるための実験のお話しをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持つランニングインストラクターの2人で作成しています。
競技実績
東海選手権5000m競歩第2位
フルマラソン2時間36分台
5000m14分台 など
筋肉痛をやわらげるには
筋肉痛(遅発性筋痛)をやわらげる飲み物があります。
それは全乳です。
全乳には、筋トレ後の遅発性筋肉痛の回復効果も報告されているのです。
全乳というのは、牛乳のことですが、牛乳のなかでも脱脂乳や還元乳ではないもののことをいいます。
ぜひみなさんもトレーニング後には全乳を摂取してみてください。
アクティブクールダウンで筋肉痛を軽減しない
さて、全乳を摂取すると筋肉痛が軽減するわけですが、クールダウンのジョギングやウォーキングはどうでしょう。
イメージ的には練習後にジョギングやウォーキングをするアクティブクールダウンで、筋肉痛はやわらぎそうですが、実際には関係ないのです。
アクティブクールダウンの真実ということで以下にまとめます。
・筋の酸化は防げない、疲労は残る
・筋肉痛は減少しない
・脳疲労は改善しない
・ストレッチやマッサージと比べ体は柔らかくならない
・筋グリコーゲンの合成に有意差は無い
・心拍、呼吸数の回復に差はない
・心理ストレス、睡眠量の回復に差はない
まとめ
今回の話をかんたんにまとめると以下の通りです。
遅発性筋痛を軽減するには全乳を摂取する。
練習後のウォーキングやジョギングなどのアクティブクールダウンで筋肉痛は軽減しない。
今回の参考文献はこちらの本です。
科学的に正しい筋トレ 最強の教科書
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