マラソン大会でのウォーミングアップをどれくらいやるか迷う人もいると思います。
今回はその疑問にお答えします。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
ウォーミングアップをどれくらいやるかは人による
結論からいうと、ウォーミングアップはランナーのレベルによります。
最初からハイペースで走るような一定のレベル以上のランナーなら、ウォーミングアップはもちろんやるべきです。
人や大会のスケジュールにもよりますが、だいたい40分くらいの間にジョグや流しをやりましょう。
逆に初心者のランナーは、極端な話、ウォーミングアップをしなくてもいいくらいです。
待機時間長すぎて体が冷える
初心者向けに、なぜウォーミングアップが必要ないか書いていきます。
まず、市民マラソンは整列してから、スタートまでの待機時間が長すぎます。
暖かい季節の大会ならいいですが、真冬の大会だと体が冷えきってしまいます。
なので、せっかくスタート前にウォーミングアップをしても効果があまり期待できません。
まあ、スタートまで防寒着を着用することで対策はできます。
ただ、後始末がしっかりできるランナーなら防寒具をきてもいいですが、スタート地点に脱ぎ捨てるようなマナーを守れない人は防寒着はスタート地点に持ち込まないことです。
スタート直後はどっちみちスピード出せない問題
長い待機時間が終わり、やっとスタートします。
初心者のランナーは後ろの位置に並ぶことが多いのですが、そうなるとスタートの号砲がなってもなかなか前に進めません。
ようやく後ろのブロックが動き出しても、しばらくはかなりのスローペースです。
早歩きでもいいくらいのペースを、無理やりジョグしているような状態です。
スタートしてから最初の2キロがウォーミングアップでいい
待機時間が長く体が冷える、スタートしてもたいして速いペースで走れない。
先述したこれら2つのことを考慮すると、スタート位置が後ろの初心者のランナーはレース前のウォーミングアップは必要ないといえます。
スタートしてからの2キロくらいをゆっくり走ればそれがウォーミングアップです。
オーバーペースを防ぐ方法として有効
最初の数キロをウォーミングアップとして使うことは、オーバーペースを防ぐことにもつながります。
オーバーペースにならないということは、後半に体力を温存できるので好記録を出せる可能性も高まります。
初心者ランナーは、スタート直後は興奮状態でオーバーペースになったりしてペース配分を間違いやすいので注意が必要です。
ですが、ここに書いたようにスタート直後の数キロをウォーミングアップとして使う意識を持てば、ゆっくり走ることになるのでオーバーペースになることはありません。
まとめ
初心者ランナーほどマラソン大会でウォーミングアップは必要ない
理由としては、待機時間が長く結局体が冷える、スタート直後は人が多くて速く走れないからそこでウォーミングアップ代わりにゆっくり走ればいい。
これでオーバペースも防げるから記録も狙いやすい。