運動のパフォーマンスをあげられる手軽な方法があれば・・・なんて思ったことはありませんか?
そんな夢のような方法が実はあることが実験で証明されています。
今回は、著書ENDURE限界は何が決めるのか? 持久系アスリートのための耐久力(エンデュアランス)の科学から、こんなことを活用すると運動のパフォーマンスが上がりますよ、というお話をしていきます。
誰でもできることなので、ぜひ皆さんも活用してパフォーマンスを向上させましょう。
このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持つランニングインストラクターの2人で作成しています。
競技実績
東海選手権5000m競歩第2位
フルマラソン2時間36分台
5000m14分台 など
あることをすると18%長く自転車をこぐことができる
研究グループは、被験者に自転車をこがせる実験をしました。
ひとつのグループは、自転車をこぐ実験をする前にポジティブな内容のセルフトークを活用しました。
もうひとつのグループは、ポジティブな内容のセルフトークを活用しませんでした。
実験結果は、ポジティブなセルフトークを用いたグループの方が、18%も長く自転車をこぎ続けることができました。
運動強度の上昇もゆるやかになる
ポジティブなセルフトークを用いたグループは、ポジティブなセルフトークを用いなかったグループに比べ18%長く自転車をこぐことができました。
それ以外にも、ポジティブなセルフトークを用いたグループは、主観的運動強度の上昇がゆるやかだったのです。
主観的運動強度とは、文字通り、運動時の主観的な負担度を数字で表したものです。
主観的運動強度の上昇がゆるやかというのは、運動の強度がきついと感じにくいといえます。
ポジティブな発言でパフォーマンスをあげよう
今回の話をまとめると次のような内容になります。
ポジティブなセルフトークを用いれば、18%長く自転車をこぐことができます。
また、主観的運動強度の上がり方がゆるやかになります。
普段から、ポジティブな内容を口にすることで、あなたのマラソンのタイムも速くなるかもしれません。
ぜひ日頃から、気をつけてみてください。
今回のお話の参考文献はこちらの本です。
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