ランニングをするにあたり、体重や体脂肪率などを計測することもあるでしょう。
そうした指標の変化がわかると、ランニングを続けるモチベーションにもなります。
しかし、ひとつ気にしておきたいのは家庭用の体組成計はどれくらい正確なのかということです。
今回は、著書「スポーツ栄養学・科学の基礎からなぜ?にこたえる」から家庭で使うような体組成計はどれくらい信頼できるのかについてかんたんお話ししていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
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このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持ち、300件以上の指導実績があるランニングインストラクターの2人で作成しています。
競技実績
東海選手権5000m競歩第2位
フルマラソン2時間36分台
5000m14分台 など
家庭用体組成計の仕組み
家庭用の体組成計はほとんどがインピーダンス法を用いたものです。
インピーダンスとは、電気抵抗のことです。
具体的には体に微量な電気を通します。
そして、電気の通りやすさ、通りにくさから体脂肪量を推定する方法です。
家庭用体組成計は水分の影響を大きく受ける
インピーダンス法は測定原理が組織中の水分量、水分布を利用します。
なので、水分の摂取状況、または脱水による影響を強く受けてしまいます。
たとえば、電極部分が濡れていたりすると電気が通りやすくなり、体脂肪量が低く推定されます。
逆に、乾燥した肌で行った場合は電気が通りにくく、値が安定しなかったり、体脂肪量が高く推定されたりします。
計測するときは、水分量に気をつけないと数値にばらつきが出てしまうので気をつけましょう。
まとめ
今回のお話しをかんたんにまとめていきます。
家庭用体組成計のほとんどは、微弱な電気を体に通すインピーダンス法を用いています。
水分量が多い時は、電気が通りやすいので体脂肪が少なく測定されます。
逆に乾燥しているときは、値が不安定だったり、体脂肪が多く測定されます
今回の参考文献は、著書「スポーツ栄養学・科学の基礎からなぜ?にこたえる」でした。
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