気温が高いなかでの運動は、パフォーマンスが低下しやすいということは何回か記事を書いています。
また、トレーニングによって暑さに順応することで、パフォーマンスを低下を最低限に抑えることもできるということも紹介しました。
今回は、著書「ENDURE・限界は何が決めるのか」から、暑さでパフォーマンスは低下するけど、それにはメンタル面がかなり影響しているのでは?ということについてお話ししていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
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このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持ち、300件以上の指導実績があるランニングインストラクターの2人で作成しています。
競技実績
東海選手権5000m競歩第2位
フルマラソン2時間36分台
5000m14分台 など
温度表示をごまかす実験
温度が高いとパフォーマンスが低下するというわけですが、次のような変わった実験がおこなわれました。
2012年にイギリスでおこなわれた研究です。
この研究では、31・6℃を26℃となるように実際の温度を低く表示するように温度計を操作しました。
そしてその温度計を置いた加熱室で、サイクリストのペダルをこぐスピードを計測しました。
すると、サイクリストたちのペダルをこぐスピードは4%速まったという結果になりました。
つまり、暑さは脳による知覚から運動のスイッチに働きかけます。
暑いと脳が判断すればパフォーマンスは低下するし、脳をごまかせば、実際は暑くてもパフォーマンスの低下を防ぐことができるかもしれません。
まとめ
今回のお話しをかんたんにまとめていきます。
イギリスの研究では、実際の温度を低く表示するように温度計を操作したところ、加熱室でサイクリストのペダルをこぐスピードが4%速まりました。
暑さによって脳がパフォーマンスを調整しているため、脳をごまかせばパフォーマンス低下を防ぐことができるかもしれません。
今回の参考文献は、著書「ENDURE・限界は何が決めるのか」でした。
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