ランニングをすると気分が良くなるという話を聞いたことはないでしょうか?
走るのが嫌いな人からしたら、そんなわけないだろといわれてしまいますが、気分が良くなるのはまぎれもない事実なのです。
その理由は、神経伝達物質のバランスが調整されるからなのです。
今回は、著書「脳を鍛えるには運動しかない」からについてお話ししていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
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このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持ち、300件以上の指導実績があるランニングインストラクターの2人で作成しています。
競技実績
東海選手権5000m競歩第2位
フルマラソン2時間36分台
5000m14分台 など
ランニングで気分が良くなる理由
運動をすることで、セロトニンという神経伝達物質を増加させることができます。
セロトニンは、不安回路のほぼ全ての連結ポイントで作用し、恐怖を抑える力を向上させます。
またエンドルフィンという神経伝達物質も分泌されます。
エンドルフィンは、体の痛みを和らげ、幸福感をもたらします。
ランナーたちの血液を調べると、このエンドルフィン値の上昇が認められます。
また、運動は、ドーパミンも放出します。ドーパミンは気持ちを前向きにし、幸福感を高めてくれます。
習慣的に運動すると、脳のドーパミン量が増えるだけでなく、脳の報酬中枢にある受容体が多くなります。
これにより、なにかを成し遂げたときにより強い満足感を得られるようになります。
また、ある調査によれば、ランニングが体内のオピオイド(モルヒネと似たような性質をもつ)とカンナビノイド受容体(大麻のような性質をもつ)を活性化します。
脳の前頭辺縁領域でこれらが放出されることも明らかになっています。
運動で気持ちよくなれるのはこれらのことが関係しているといえるでしょう。
まとめ
今回のお話しをかんたんにまとめていきます。
運動は、脳の神経伝達物質を調整してくれます。
セロトニン→恐怖を抑えてくれます
エンドルフィン→痛みを和らげ、幸福感を与えてくれます
ドーパミン→気持ちを前向きにし、幸福感を与えてくれます
今回の参考文献は、著書「脳を鍛えるには運動しかない」でした。
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