健康を保持・増進するための「７つの健康習慣」をご存知でしょうか？
これから紹介する「７つの健康習慣」は、いまから４５年も前にアメリカのカリフォルニア大学のブレスロー博士らが提唱したものです。
197２年、ブレスロー博士は、住民7000人を対象に様々な生活習慣と、身体的な健康とのかかわりを調査したところ、7つの健康習慣が健康度と有意に関連していることがわかったそうです。
これら7つの健康習慣を守っている人は、約60歳くらいまで平均以上の健康度を保っていることに対し、良い習慣が2個以下の人では、30歳を過ぎると既に健康度は平均以下になっていました。
あなたもいくつ当てはまるか数えてみましょう！
目次
７つの健康習慣
喫煙をしない
飲酒は適量を守る、または飲酒をしない
定期的に運動をする
１日７～８時間の睡眠をとる
適正体重を維持する
朝食を食べる
間食をしない
検証
さてタイトルにあるよう現代の社畜はいくつ達成できるのか検証していきます。
喫煙をしない→タバコ嫌いなら可能
飲酒は適量を守る、または飲酒をしない→接待、アルコールハラスメントがある
定期的に運動をする→社畜にそんな時間ない
１日７～８時間の睡眠をとる→社畜にそんな時間ない
朝食を毎日食べる→食べないときもある
適正体重を維持する→ご飯食べられないときもあるから痩せる
間食をしない→社畜にそんな余裕ない。可能
７項目中せいぜい１か２項目しか達成できない
４５年前に提唱した内容だから、当時と生活レベルが違うといえばそれまでだけどそういうのは一旦置いといて・・・、達成できる可能性があるのは７項目中喫煙と間食のせいぜい２項目くらい。
まあ喫煙に関しては、職場環境的に受動喫煙にさらされるようなところでは達成できない場合もある。確実なのは仕事に追われて間食をしないことくらいかな。
７項目中２以下は健康度が平均より低下するらしい
冒頭にも書いたように当てはまるものが７項目中２以下の場合は、３０歳を過ぎた時点での健康度が平均より低下している。これはもうかなりの人が不健康だね！
この７つの健康習慣が提唱されてから半世紀が経とうとしているが現代の社畜が健康になるには、そのハードルはかなり高い。
社畜より刑務所の方が健康な生活してる説
社畜と刑務所の生活を比較した有名なコピペをご存知でしょうか。これと同じように社畜と刑務所内の生活を比較してみたらどうなるのか見てみましょう！
比較 刑務所内では健康になれるのか
喫煙をしない→可能
飲酒は適量を守る、または飲酒をしない→可能
定期的に運動をする→運動時間があるため可能
１日７～８時間の睡眠をとる→可能
適正体重を維持する→可能
朝食を毎日食べる→可能
間食をしない→ほぼ可能（お菓子が出てくることもあるらしい）
７項目全て達成してしまった・・・
刑務所はそもそもお酒とタバコは禁止だし、刑務所では運動の時間もある。
睡眠時間も社畜よりも安定している。
１日３食しっかり用意される。祝日にお菓子が出るらしいから間食は完全にないわけではない。
強いていうならストレスで適正体重が保てないことくらいか。まあストレスは社畜も同じか。
ちなみに
森本兼曩（かねひさ）という人が上記７つの健康習慣に２つ付け加えている。
①毎日平均９時間以下の労働時間にとどめる
②自覚的ストレスを多くしない
以上である。鼻で笑ってしまうような内容だ。
お察しの通り社畜にはどちらも達成不可能である。一方刑務所では１日８時間労働なので①は達成可能だ。ここでも刑務所に負けてしまった。
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まとめ
社畜は刑務所の生活より不健康！