マラソン大会を走るにあたって、走ったあとのご褒美を用意しているひとも多いと思います。
実はそのご褒美の内容によってマラソンのタイムに影響が出る可能性があります。
今回は、著書ENDURE限界は何が決めるのか? 持久系アスリートのための耐久力(エンデュアランス)の科学から、マラソンを走ることに対してのご褒美がこんなものだとパフォーマンスが低下するかも?というお話です。
これからマラソン大会やレースで自己ベストを更新したいなら、ぜひ知っておきたい内容ですね。
このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持つランニングインストラクターの2人で作成しています。
競技実績
東海選手権5000m競歩第2位
フルマラソン2時間36分台
5000m14分台 など
空気イス実験
パフォーマンスとご褒美の関係を調べた実験があります。
実験の内容は以下の通りです。
被験者には空気イスを保つように指示します。
空気イスの状態を20秒保つごとに報酬を支払うという実験です。
ご褒美が魅力的なほうがパフォーマンスは上がる
結果はどうなったでしょうか。
なんとなく察しはつくと思いますが、報酬が0.2フランのときよりも7.8フランのときのほうが長く耐えることができたのです。(1スイスフランは日本円でおよそ110円)
どれくらい長く耐えれたかというと、なんと2倍も長く耐えることができたのです。
自己ベストを出したいなら素敵なご褒美を
実験の結果からいえることは、素敵なご褒美は持久力を向上させ、パフォーマンスを向上させるということです。
逆にご褒美が魅力的でなければ、100%のパフォーマンスを発揮できなくなります。
このことから、あなたにとっていいご褒美を用意すれば、あなたはマラソン大会ですばらしいパフォーマンスを発揮することができるかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。
今回書いた内容はこの本にも書いてあります。
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