消化管ホルモンとは?作用などまとめてかんたんに説明

      2018/10/07

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消化管ホルモンについて種類や働きなどをかんたんに説明します。

参考にしてみてください。

消化管ホルモンはどれか

消化管ホルモンは、ガストリン、セクレチン、コレシストキニン、VIP、 GIPなどです。

血液中に分泌され、消化液の分泌や運動機能を調整します。

消化管ホルモンの分泌は、食べ物が通過していくなど消化管内の状態の変化によるものと、神経性の調節機序があります。

ガストリン

ガストリンの分泌

ガストリンは胃幽門部付近のガストリン細胞が分泌します。

幽門は胃の出口のことです。

胃で消化された、蛋白分解産物に反応してガストリンが分泌されます。

ガストリンの働き

ガストリンは胃の運動を促進します。

また胃の主細胞からのペプシノゲン、壁細胞からの塩酸の分泌も刺激します。

(補足)

主細胞は、胃粘膜で消化液を分泌する胃腺を作る上皮細胞のひとつです。

胃腺は主細胞、壁細胞、服細胞があり、それぞれペプシノゲン、塩酸、粘液を分泌します。

ペプシノゲンは塩酸によって、ペプシンという蛋白分解酵素になります。

セクレチン

セクレチンの分泌

セクレチンは十二指腸部に分泌細胞があります。十二指腸は胃に続く器官です。

胃からの酸性の蛋白消化産物や乳び(脂肪)が十二指腸粘膜を刺激することで、セクレチンが分泌されます。

セクレチンの働き

十二指腸内に膵重曹液を分泌し、胃からの酸を中和します。

胃の塩酸の分泌を抑制します。

また胆汁の分泌を刺激します。

(補足)

胆汁は肝臓で作られ、胆嚢に蓄えられるもので、主に脂質の消化を助けます。

コレシストキニン

コレシストキニンの分泌

コレシストキニンの分泌細胞は小腸上部にあります。

セクレチン同様、胃からの酸性の蛋白消化産物や乳び(脂肪)が十二指腸粘膜を刺激することでコレシストキニンが分泌されます。

コレシストキニンの働き

膵液(酵素)を分泌させ、消化を助けます。

また、胆嚢を収縮させ、胆汁を分泌し、脂質の消化を助けます。

(補足)

膵液は消化酵素に富んでいて、糖質、脂質、蛋白質すべての消化を助けます。

まとめ

消化管ホルモンは、ガストリン、セクレチン、コレシストキニン、VIP、 GIPなど。

ガストリンは胃の活動を促進。

セクレチンは胃からの酸性の消化物に反応し、膵重曹液で中和。胃液の分泌を抑制。

コレシストキニンも酸性の消化物に反応し、膵液を分泌、胆嚢収縮させ胆汁分泌する。

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