シェーグレン症候群とは?症状、治療、予後など簡単に説明

      2018/10/07

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シェーグレン病について簡単に説明します。

参考にしてみてください。

シェーグレン病とは

外分泌腺(唾液腺、涙腺など)において自己免疫による慢性炎症が起こり、口腔乾燥、眼乾燥などの乾燥症状をきたします。

中年以上の女性に多く発症します。好発年齢は40〜50歳代です。

シェーグレン症候群の病因、病態

原因不明の自己免疫疾患です。

唾液腺、涙腺などの外分泌腺の機能低下によりさまざまな乾燥症状がみられます。

外分泌腺以外の全身症状も多様です。

シェーグレン症候群の症状

唾液減少、口渇、摂水増加、虫歯増加などが増えます。

口腔粘膜や舌乳頭の萎縮がみられます。

眼症状は涙の減少、乾燥、異物感、眼精疲労、痛みなどがあります。

また、乾燥性角結膜炎をきたします。

外分泌腺以外の症状は、発熱、リンパ節腫脹、関節痛、間質性肺炎、肝病変、慢性甲状腺炎、皮膚の環状紅斑、抗ガンマグロブリン血症性紫斑などがあります。

悪性リンパ腫の合併もあります。

シェーグレン症候群の診断

乾燥性角結膜炎の存在、唾液分泌量低下、唾液腺造影の特徴的所見、抗SS-B/La抗体陽性、唾液腺病理所見などがあります。

治療

乾燥症状に対しては局所療法が中心です。

人工涙液、人工唾液を用います。

涙腺、唾液腺の分泌促進薬も有効です。

合併症などに対して副腎皮質ステロイド薬を用います。

予後

慢性の経過で乾燥症候群のみの生命予後は良好です。

悪性リンパ腫を合併する例や腺外型で重症例があります。

まとめ

唾液腺、涙腺などにおいて自己免疫による慢性炎症が起こり、口腔乾燥、眼乾燥などの乾燥症状をきたす。

中年以上の女性に多く発症。好発年齢は40〜50歳代。

発熱、リンパ節腫脹、関節痛などの症状もある。

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