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スプリントは腸腰筋が大事!
スプリントにかかせない腸腰筋で、腸腰筋を鍛えて上手に使えるようになれば「脚が後ろに流れるフォーム」つまり、悪いフォームを改善することが可能になるのかもしれません。
腸腰筋の役割
腸腰筋は、大腰筋と腸骨筋とを合わせた名称です。脊柱から骨盤の内側を通って大腿の付け根に付着する筋肉です。
疾走速度が早い人は腸腰筋が太い方が多いです。個人差があるので、腸腰筋が太いという必要はないかもしれませんが。
腸腰筋と疾走との関係
腸腰筋は股関節を前方からまたいでいるため、股関節の屈曲、大腿を後ろから前へもってくる時に働きます。
疾走時には、離地後に働き、脚が後ろにながれるのを防いで前方へとリカバリーさせる役割があります。
腸腰筋の鍛え方、フライングスプリット
脚を広げて着地して、すぐに飛び上がるという運動で、跳び上がるときにしっかりと脚を狭み込むようなイメージでやります。腰関節前面に強い刺激を感じるように行います。
メディシンボールなどの重りとベンチ台を利用する方法などがあります。この時にボールを高く持ち上げないことが大事です。体と水平かそれ以下の高さに保って八の字を描くように動かします。
体づくりと動きづくり、競技力の向上
体づくりと動きづくりについて
体づくり
筋肉・全身持久力・筋持久力などが高まり柔軟性など調整力が高まります。
ウエイトトレーニング、サーキットトレーニング、ストレッチ、各種筋トレがあります。
動きづくり
筋肉と神経の協調性を高めましょう。
ドリルが大事ですが、ただ動きをまねしているだけでは全体の動きが硬く、体幹がぶれてしまいます。
大切なのは、型をまねすることだけはなく、体幹から指先へ力を伝達させることです。
競技力の向上
結果を出すためには、体づくりと動きづくりをしっかり行うことが大事です。
そこを怠ってしまうと良い結果を出せる可能性が薄くなってしまいます。
3種類のトレーニング
インターバルの必要に応じて取り入れる必要があります。
2種類のインターバルトレーニング
追い込み型のインターバルと調子を高める・整えるインターバルがあります。
追い込み型は、レースのペースを基にタイムを設定して行います。
調子を高める・整えるインターバルは確実にクリアできる内容で行います。
レペティショントレーニング
これはほぼ全力で行う必要があります。
タイムトライアル
これもほぼ全力で行う必要があります。