スポーツ推薦でどの学校を選ぶかは悩みどころですね。
競技がめちゃくちゃ強い学校に入って下位のポジションがいいのか、そこまで強くない学校に入って上位のポジションがいいのか。いろいろ考え方はあると思います。
今回のお話は、橘玲氏の著書「人生は攻略できる・お金と仕事と幸せの授業」から環境の選び方のポイントをかんたんに説明します。
このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持つランニングインストラクターの2人で作成しています。
競技実績
東海選手権5000m競歩第2位
フルマラソン2時間36分台
5000m14分台 など
得意なことで勝てる環境が狙い目
まず結論からいえば、得意なことである程度、勝つことができる環境が狙い目です。
つまり、自分の実力がその組織のなかである程度上位にいれるほうがいいのです。
詳しく説明していきます。
アメリカの双子の姉妹の話
アメリカの一卵性双生児の双子のお話です。
彼女たちの母親は貧しいピアニストです。
貧しさゆえ、自分ではとても子供を育てられないと生まれたばかりの2人を養子に出すことにしました。
ひとりは音楽教師の家に、もうひとりは音楽に何の興味のない普通の家にもらわれました。
大人になって、彼女たちのひとりはプロのピアニストになり、もうひとりは音楽と何の関係もない仕事についたのです。
どっちの家庭の子どもがプロのピアニストになったでしょう?
答えは、普通の家庭で育った子どもがプロのピアニストになったのです。
一卵性双生児で遺伝子は全く同じなら、音楽教師の元で英才教育を受けた子どもの方がプロのピアニストになれそうなのになぜこのような結果になったのでしょう。
才能を伸ばすには、自分が目立てる環境が大事
普通の家庭で育った子どもは、自分が周りの子どもたちと比べて音楽が得意なことに気づきます。
楽器を上手に演奏すると、先生や友達がほめてくれます。
それがうれしくてもっと練習するようになると、さらにみんなが驚いてくれるという好循環に入るのです。
一方、音楽教師の家で育った子どもは、周りにいる友達の家も音楽関係者ばかりだったかもしれません。
そんな周りの環境では、少しくらいピアノが上手に弾けても全然驚いてくれないし、褒めてもくれないのです。
そうなると、ピアノが好きではなくなり、自分が目立てる別の世界にいってしまうのです。
まとめ
今回の話をかんたんにまとめていきます。
自分の実力である程度上位に立てる環境が大事。
養子に出された双子のうちプロのピアニストになれたのは、音楽教師の家庭で育った子どもではなく、普通の家庭で育った子ども
今回の参考文献は、橘玲氏の著書「人生は攻略できる・お金と仕事と幸せの授業」でした。
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