以前のブログで、高脂肪食はウルトラマラソンやトライアスロンなど長時間に及ぶような競技以外ではパフォーマンスが低下するということを書きました。
それに関する情報で、競技時間が1時間に及ばないような競技でも糖質を摂取しないとパフォーマンスが低下するかもしれないということをお話ししていきす。
今回は、著書「スポーツ栄養学・科学の基礎からなぜ?にこたえる」から糖質の摂取とパフォーマンスについてお話ししていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
本を読む時間がないなら耳から聞く!Amazonオーディブルを30日間無料お試し
このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持ち、300件以上の指導実績があるランニングインストラクターの2人で作成しています。
競技実績
東海選手権5000m競歩第2位
フルマラソン2時間36分台
5000m14分台 など
糖質を摂取しないと脳が疲れる
糖質とパフォーマンスに関する最近の実験では、
運動時間が1時間未満の運動、つまりエネルギー不足になる危険性がない運動でも、糖質を摂取することでパフォーマンスが向上することが報告されています。
その理由としては次のことが考えられます。
まず、甘いものを食べたときはドーパミン放出します。
これが疲労感の軽減やモチベーションの維持など、いわゆる中枢性(脳)疲労の軽減につながるという可能性が考えられています。
普段から糖質を摂取しないと体が対応しない
普段からケトン食(糖質が少なく、カロリーの大半が脂質中心の食事)のような食事をしている人は、小腸での糖の吸収能力が低下します。
このような人は、運動中に糖質を摂取した場合消化器系の不調を生じやすくなります。
普段から糖質を摂取し、糖質の吸収能力を使えるようにしましょう。
まとめ
今回のお話しをかんたんにまとめていきます。
競技時間が短い、すなわちエネルギー切れの心配がない競技でも糖質を摂取するとパフォーマンスが向上します。
糖質を摂取すると、脳の疲労が軽減することが影響します。
普段から糖質を摂取していないと、糖質の吸収能力が低下しているのでレース中に糖質を摂取すると消化不良を起こしやすいので注意が必要です。
今回の参考文献は、著書「スポーツ栄養学・科学の基礎からなぜ?にこたえる」でした。
最初の1冊は無料!本を読むなら両手や目がふさがっていても読めるアマゾンオーディブルがおススメです。