ランニングで呼吸を意識すると疲れる

ランニング練習方法

ランニング初心者ならば誰しも気にしてしまう呼吸の仕方ですが、とある実験で呼吸を気にしすぎると無駄なエネルギーを多く消費してしまうことがわかっています。

もしあなたが、呼吸方法を気にしているのならそれよりもまず気をつけることがあります。

今回は、著書「良いトレーニング、無駄なトレーニング」からランニングと呼吸についてお話ししていきます。

ぜひ参考にしてみてください。
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このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持ち、300件以上の指導実績があるランニングインストラクターの2人で作成しています。

競技実績
東海選手権5000m競歩第2位
フルマラソン2時間36分台
5000m14分台 など

呼吸を意識すると疲れる

冒頭にも書いたように呼吸を気にするあまり余計に疲れてしまうという現象がおこります。

ドイツのスポーツ科学センターの研究では呼吸とランニングに関する次のようなものがあります。

呼吸を意識して走ったグループの呼吸は深くなり、呼吸回数も低下しました。

呼吸を意識して走ったグループは、結果として約10%多くエネルギーを消費することになりました。

楽に走れる呼吸法があると思い、呼吸を意識して走ってしまうと疲れてしまうというわけです。

呼吸よりもペースの問題

呼吸を気をつける前に意識するといいのは、走るペースです。

有酸素運動を始めたばかりの人が息切れしている場合は、呼吸法のせいでないのです。

ランニング初心者が息切れしてしまう原因は、走るペースが速すぎる場合がほとんどです。

呼吸を意識するよりもペースに気をつけて長く走ることに慣れていきましょう。

そうすれば自ずと体力も向上し、呼吸のリズムも掴め、息切れしにくくなるでしょう。

まとめ

今回のお話しをかんたんにまとめていきます。

ドイツの実験では、呼吸を意識して走ったグループほど多くのエネルギーを消耗してしまいました。

ランニング初心者が息切れしてしまうのは、呼吸方法が悪いからではなくペースの問題であることがほとんどです。

まずはゆっくり長く走ることをいしてみましょう。

今回の参考文献は、著書「良いトレーニング、無駄なトレーニング」でした。

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