今回はアスタキサンチンの話を書いていきます。
アスタキサンチンはお店のサプリメントコーナーでよく見かけますよね。アスタキサンチンは強力な抗酸化作用があり、美容、アンチエイジングにもいいことで知られています。
実はアスタキサンチンには、アンチエイジング以外にもランナーにうれしい持久力アップの効果もあるんです。
目次
アスタキサンチンとは
アスタキサンチンはカロテノイドのひとつです。
カロテノイドは色素のことで、エビやサーモンなど赤色はまさにアスタキサンチンによるものです。
美容だけじゃない!アスタキサンチンの効果!
抗酸化作用で活性酸素をとりのぞく
アスタキサンチンには抗酸化作用があるといわれています。抗酸化作用とは簡単にいえば、体を酸化させてしまう活性酸素を取り除いてくれるはたらきのことです。
これにより、癌や生活習慣病を予防できるといわれています。
活性酸素とは
活性酸素はなんなのか簡単に説明します。
活性酸素は酸素を使って代謝すると発生するものです。呼吸している人間なら誰でも活性酸素を作っているんです。活性酸素といえば体を錆びさせるとか、老化の原因とかなんとなく悪者のイメージがありますよね。
ですが、活性酸素も私たちの体に必要なものです。活性酸素には体に侵入した細菌をやっつける免疫機能の役割があるということを覚えておきましょう。
ですが、活性酸素が多すぎるのはやはり問題です。活性酸素が多いと正常な細胞を傷つけてしまい、癌や老化、生活習慣病の原因にもなるといわれています。こうなることを防ぐためにもアスタキサンチンなどの抗酸化作用は大切です。
アスタキサンチンで持久力アップ!
こんな実験結果があります。
ケース1
健常な男性(17~19歳)40名を2つのグループに分けて、20名にアスタキサンチンカプセルを、残りの20名にはアスタキサンチンが含まれていない対照カプセルを6ヶ月摂取。試験開始時と3、6ヶ月後に筋肉持久力をスクワットの平均回数で評価した。アスタキサンチン摂取グループでは、6ヶ月で60%以上アップしました。同時にアスタキサンチンを摂取しないグループの平均は、約20%アップにとどまった。
ケース2
自転車競技者を2グループに分け、1グループにはアスタキサンチンカプセルを、もう1グループにはアスタキサンチンが含まれていない対照カプセルを28日間摂取した。試験開始時と終了時に、20kmのタイムトライアルのパフォーマンスを比較したところ、アスタキサンチンを摂取したグループ(7名)は、平均121秒改善したのに対して、アスタキサンチンを摂取しないグループ(7名)は、平均19秒の改善にとどまった。
http://www.astaxanthin-lab.com/endurance/ より引用
その差は歴然!アスタキサンチン恐るべし!
アスタキサンチンで脂肪燃焼効果アップ!
アスタキサンチンを摂取すると糖質よりも脂肪をエネルギーとして効率よく使えるようになることも実験結果があります。
脂質が利用されれば糖質は節約できます。糖質の利用を節約できるということは、それだけスタミナの温存ができるということです。マラソンランナーにとって超重要なことですね。
まとめ
アスタキサンチンの摂取でアンチエイジング+ランニングパフォーマンス向上!