今回は、著書「理学療法のための筋力トレーニングと運動学習」から、ランニングに上半紙の筋トレは必要かについてお話ししていきます。
結論、必要です。
ぜひ参考にしてみてください。
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このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持ち、300件以上の指導実績があるランニングインストラクターの2人で作成しています。
競技実績
東海選手権5000m競歩第2位
フルマラソン2時間36分台
5000m14分台 など
全面性の原則
トレーニングには原理・原則があります。
そのなかのひとつが全面性の原則というものです。
これはある能力を向上させたければ、他の能力もある程度トレーニングしておいたほうが良いというものです。
例えば最大筋力の増大を目的とする場合、
筋肥大、筋パワーをある程度増大させるプログラムも実施すると効果的だったりします。
ちなみに最大筋力は1回で持ち上げられる重さ(力)のこと。
筋肥大には1回で持ち上げられる重さの70〜85%の重さを8〜15回、数セット行うといいといわれています。
筋パワーとは、筋力×スピードであらわされます。
つまり素早く持ち上げる能力も鍛えておくと、最大筋力を増やすことにつながるのです。
このように一見関係なさそうな能力も鍛えると、結果的に本来鍛えたい能力が鍛えられるのです。
ランニングで腕が疲れる経験はないか
走っていて腕が疲れるという経験はないですか?
スピードを出すとそういった経験があるかもしれませんね。
こういったケースでは、体力的には余裕があっても腕が疲れることによって、ランニングのパフォーマンスが落ちることがあります。
そのため腕も多少なり鍛えておくと腕振りで疲れることもなくなるでしょう。
ランニングは脚で走るから上半身は関係なさそうですが、腕もある程度鍛えておくと結果的にランニングのパフォーマンス向上につながる。まさに全面性の原則ですね。
今回のお話しをかんたんにまとめていきます。
トレーニングには全面性の原則というものがある。
鍛えたい要素以外もある程度鍛えておくとパフォーマンスが向上する。
ランニングでも腕を多少なりとも鍛えておくと、腕振りで疲れるということがなくなる。
今回の参考文献は「理学療法のための筋力トレーニングと運動学習」した。
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