ランニングをしているとトレーニングを頑張りすぎて足を痛めてしまうことがありますよね。
そのうち治ると思ってもなかなか治らないことはありませんか?
そんなときは、もしかしたら食事量が足りないことによるエネルギー摂取不足かましれません。
今回は、著書「スポーツ栄養学・科学の基礎からなぜ?にこたえる」から怪我からの回復とエネルギー摂取不足についてお話します。
ぜひ参考にしてみてください。
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このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持ち、300件以上の指導実績があるランニングインストラクターの2人で作成しています。
競技実績
東海選手権5000m競歩第2位
フルマラソン2時間36分台
5000m14分台 など
足の痛みが治らない原因
エネルギー摂取量を減らしエネルギーバランスがマイナスになってしまうと怪我の治癒が遅れてしまうことがあります。
食事から摂取したエネルギーは、まず第一に呼吸や循環、排泄など生命を維持するための基本的な機能のために使われます。
そして優先度が高いものから使われて残ったエネルギーが、筋肉などの身体の組織の材料として使われていくというイメージです。
なので、エネルギー摂取不足だと組織の回復が遅れてしまうのです。
怪我にともない活動量が低下するため、エネルギー摂取量も減らすことが多いと思います。
しかし、怪我の治癒のためには思ったよりも多くのエネルギーを使っています。
なので、エネルギー摂取不足ではなかなか組織が回復しないのです。
怪我の回復に必要な栄養
身体をつくっている栄養は主にタンパク質です。
なのでタンパク質を意識して摂取しましょう。
もちろんタンパク質だけではダメなので、ビタミン、ミネラルなどほかの栄養もバランスよく摂る必要があります。
ちなみに、タンパク質の摂取量の上限は、1日体重1kgあたり2.0g程度です。
それ以上摂取してもタンパク質の合成が促進されないと考えられています。
例えば体重60kgなら1日120gのタンパク質は摂りたいところです。
ぜひ意識してみましょう。
まとめ
今回のお話しをかんたんにまとめていきます。
怪我の回復には多くのエネルギーが必要。
エネルギー摂取不足だと回復しにくい。
タンパク質の摂取量の上限は、1日体重1kgあたり2.0g程度。
それ以上摂取してもタンパク質の合成が促進されない。
今回の参考文献は、著書「スポーツ栄養学・科学の基礎からなぜ?にこたえる」でした。
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