市民ランナーの中にも、ロードのほかにもトラックのレースに出てみたいと考えている人もいると思います。
今回は市民ランナーがトラックのレースに出場する方法をかんたんに説明していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
O.T.Tにエントリーする
まずもっともかんたんな方法はO.T.Tです。
O.T.Tとは「O・大人の」「T.T・タイムトライアル」です。
主に東京で開催される記録会
OTTは主に東京の織田フィールドという陸上競技場で開催されるレースです。
トラックレースなのに目標タイム毎にペースメーカーもいるので、安心して走ることができます。
エントリー種目は開催日によって、800m、1500m、3000m、5000mなどです。
エントリー料
2500円
参加資格
5kmを35分以内で走ったことがある方であれば参加可能です。
トラックレースは1回のレースで走れる人数に限度があります。
そのためある程度のタイムで走れないと後続の組のランナーに迷惑がかかってしまうため、参加資格を決める必要があります。
レースの途中でも打ち切りあり
上記の理由から、目標タイム設定から著しく遅れた場合は競技を中止させることがあります。(目標タイムから5分以上遅れそうな場合など)
この条件に納得できるランナーだけエントリーしましょう。
O.T.Tの詳細
O.T.Tについて詳細はホームページをご覧ください。
陸連登録して競技会に出る
もうひとつの方法として、陸連登録をして競技会に出る方法があります。
陸連とは陸上競技連盟のことです。
まずは陸連登録のやり方を説明します。
陸連登録の方法
登録をするには、居住地か勤務地の都道府県の陸上競技協会のホームページからおこないます。
例えば「愛知陸協」のように「都道府県名+陸協」で検索すれば見つかります。
登録のやり方は大まかな部分は同じですが、都道府県によって登録料など若干の違いがあるので気をつけてください。
この日本陸連のホームページからも各都道府県の登録ページへ飛ぶことができます。
登録期間
登録の受付可能期間はその年の3月1日から12月22日の18時までです。
登録の有効期間
有効期間は4月1日から翌年の3月31日までの1年間です。
陸協の競技日程から出場したい競技会を選ぶ
陸連登録ができたら、競技日程のページから出場できる大会を選びましょう。
競技会によっては、参加資格が必要な大会もあるので必ず要項を確認しましょう。
市民マラソンなどとは違い、申し込み期間が短いです。こまめに日程をチェックして登録を忘れないようにしましょう。
競技会は春〜秋が多い
陸上競技のトラックシーズンは春〜秋までです。
そのため冬の競技会は少なくなります。
夏場は反対に市民マラソンが減るので夏場のモチベーション維持にちょうどいいですね。
締め切りまでに手続きを!
申し込み期間内に要項の申し込み方法にしたがって、申込用紙の郵送や参加料振込などの手続きを進めましょう。
必ず申込要項を確認しながら行うようにしましょう。
申し込み方法はランネットなどと違いかなりアナログなところもあるので、慣れるまで大変かもしれません。
トラックレースで気をつけること
ゼッケンを忘れない
陸協登録すると、番号が書かれたゼッケンがもらえます。
ゼッケンがないと招集(コール)が受付けてもらえません。
招集(コール)は2回あることがある
市民マラソンと違い招集は2回あります。
1回目の招集で腰ゼッケンがもらえます。それをランパンの右腰につけましょう。
2回目はレーススタートの直前におこないます。腰ゼッケンがついているか確認します。
招集開始時間などについても必ず大会プログラムで確認しましょう。
打ち切りもあり
目標タイムより大幅に遅れるなど、競技運営に著しく支障をきたす場合は競技を打ち切ることもあります。
市民マラソンのような「エントリータイムの詐称」は通用しません。容赦なく打ち切られます。
関連記事 タイム虚偽申告とかマナー悪いランナーが増えたの否めないよね
まとめ
トラックレースに出るなら東京のO.T.T(大人のタイムトライアル)がおすすめ!
陸連登録は登録する都道府県によって違うので注意!
申込期間が市民マラソンに比べて短いので見逃さないように!
陸協の競技会に出るなら必ず大会要項を確認しよう!