効率的な社員研修は運動学習の原理がいい!青学駅伝部・原監督に学ぶ、仕事も駅伝も同じ!

      2018/10/06

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青山学院駅伝監督・原晋氏は伝説の営業マンだった

大学駅伝の強豪・青山学院大学の原晋監督は元営業マンというのは有名な話です。

原晋監督は、ビジネスの世界でも成功し、大学駅伝の監督でも成功しています。

原晋監督の就任当初の青山学院は、箱根駅伝出場を目指すレベルで、今みたいに何連覇を目指すとかいうレベルではありませんでした。

原晋監督は営業マン時代に身につけたノウハウを活かし、選手育成に努めてきました。

その努力がわずか数年で実を結び、現在のような強い青山学院に成長しました。

伝説の営業マンにいわせれば「ビジネスも駅伝も同じ」

原晋監督は、「ビジネスも駅伝も同じ」と言い切ります。

現代の若者を掌握する指導方法は、ビジネスマンにとっても参考になるはずです。

仕事=人が動いてなんぼ=運動学習が重要

AIが発達・普及すれば別ですが、今のところ仕事というのは人間が動いてなんぼの世界です。

「人間が動く=運動」なので、仕事を身につけるには、運動学習の原理を利用すれば結果的に効率がよくなるわけです。

今回は運動学習について書いていきます。

運動学習とは

ここからは「運動」「仕事」と置き換えて読むとわかりやすいかもしれません。

運動学習とは、訓練や練習を通じて獲得される運動行動の変化で、状況に応じて、感覚系と運動系の協調性が向上していく過程のことです。

運動学習は運動技能の獲得の過程です。ある運動課題を速さ、正確さなどの面から効率よく遂行するための手段を決定する過程といえます。

運動技能とは

まず、運動技能とは、ある運動課題を遂行するときに、体の各部位の運動ひとつのまとまった全体運動として統一された結果として生じる一連の運動系列です。

技能は、効果的に目的を達成していくときの成功の度合いです。

つまり、運動技能の向上は、目標達成の度合いの高まりでもあるのです。

運動技能の効率のいい獲得方法

まずは形(フォーム)を身につけることが大事です。

次に正確性に注意を向ます。

そのあとに作業速度(速さ)を。

最後に適応力を獲得する方法が最も効率がいいやり方です。

運動技能は練習を積み重ねる事で、パフォーマンスは向上していきます。

運動技能を身につけた結果みられるパフォーマンスの変化

パフォーマンスの向上は、次のようなもので表現することができます。

・運動パターンの恒常性

・遂行時間の短縮

・正確さの向上、ミスの減少

・自由度の増加

・複雑な課題への適応力

・課題遂行時の注意と努力量の減少

などがあります。こういったものが身につけられたら、仕事をする上でかなりのメリットになりますよね。

運動技能学習の過程

運動技能を身につけるためには、学習や練習の積み重ねが必要です。

先ほど書いたようなメリットは、やはりすぐに身につけることは難しいというわけです。

学習の過程は以下の3層があるので、よく理解しておくといいでしょう。

ここからも引き続き「運動」を「仕事」と読みかえるとわかりやすいでしょう。

初期相(認知相)

新しい運動技能を獲得するには、まず運動課題の目標を理解する必要があります。

その上で、
・その目標達成のためにどうするか
・その運動にはどういう動作(作業)が組み合わさって構成されているか
・その運動を巧みに行うにはどうするか

・・・などを理解するといいでしょう。

運動を理解する段階では、言葉による説明がメインです。

言語的に考え、効率的に行うための方法を検討します。

中間相(連合相)

この段階では、個々の運動がなめらかな協調運動へと融合していく時期です。

先ほどの初期相の段階での理解の誤りが訂正されて、不必要な運動が除かれていきます

つまり効率化していくわけです。

この段階では、運動の結果についての知識の情報が重要です。ゴール・目標となるものがわからなければ、運動の誤りの部分を修正できないからです。

先ほどの初期相では、言語的要素が強かったのですが、ここでは手続き的要素、すなわち実際の作業的要素に変化していきます。

最終相(自動相)

運動は時間的・空間的にさらに高度に統合されます。

その結果、無駄なく、速く遂行されるようになります。

この頃には、順序や段取りを無意識で処理するようになります。

手続きは自動化されますし、運動に対する注意量は減少し、いわゆるコスパ(コストパフォーマンス)がいい状態になります。

高度に自動化された技能は、他の運動や作業に干渉されなくなるので適応力・自由度が向上します。

まとめ

いかがでしょうか。

仕事の上達と運動の上達の共通点は意外と多いわけです。

しっかりと段階を踏んでいくことが、最終的には最も効率がいいのです。

言語の説明の段階をすっ飛ばしていませんか?

ゴール・目標など結果に対する情報や知識を与えていますか?これがないといつまでたっても、無駄な作業がなくならなくて効率化できないですよ。

社員の研修、育成ではこういったことを意識してみるといいですね。

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