ランニングフォームで気になるポイントのひとつが腕振りです。
一時期は忍者走りなんてのがもてはやされていましたが、結論からいえば、腕振りは肘を曲げておこないましょう。
その方が腕振りが楽になり、脚の運びのテンポも良くなります。
今回は、著書「最高のランニングのための科学」から、腕振りのポイントについてお話ししていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
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このブログは、陸上競技経験者であり、接骨院の先生の国家資格を持ち、300件以上の指導実績があるランニングインストラクターの2人で作成しています。
競技実績
東海選手権5000m競歩第2位
フルマラソン2時間36分台
5000m14分台 など
腕振りは肘を曲げる
ランニングでの腕振りは肘を曲げておこないましょう。
アフリカ系ランナーをはじめ、エリートランナーのランニングフォームをみてみるとわかりますが、ほとんどが肘をしっかり曲げて腕振りしています。
一度ご自身で体験してみるとわかりやすいと思います。
肘を伸ばした状態で走るのと、肘を曲げた状態で走るのを比べてみると、
明らかに肘を曲げた状態のほうが脚の運びのテンポが良くなることでしょう。
歩いている時もそうですが、腕振りは脚運び(ピッチ)と連動するのです。
短いもの振りやすく、長いものは振りにくい
肘を曲げた腕振りは、腕の往復のリズムが速くなります。
振り子をイメージするとわかりますが、振り子が長いより短いもののほうが往復のリズムが速くなります。
腕振りもそれと同じです。
また、短い物体は扱いやすく、長い物体は扱いにくいことから、肘を伸ばした腕振りはエネルギー消費が多くなります。
こういったことからも腕振りは肘を曲げておこなうほうがいいのです。
まとめ
今回のお話しをかんたんにまとめていきます。
腕振りは肘を曲げておこなう。
腕振りは脚運びと連動するため、肘を曲げて腕を短く扱った方がリズムよく走れる
また、肘を伸ばした腕振りは、短い棒より長い棒が扱いにくいようによけいなエネルギーを消費してしまう。
今回の参考文献は、著書「最高のランニングのための科学」でした。
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