速く走る方法をひとつ紹介します。
参考にしてみてください。
目次
速く走る方法
走る速度は、ピッチ(歩数)×ストライド(歩幅)によって決まります。
走る速度が上がるということは、ピッチかストライドのいずれか、または両方が上がることが必要です。
今回はピッチを上げるための方法を紹介します。
ピッチを上げる方法
そもそもピッチが上がらない原因
ピッチをあげられない人の原因のひとつに、「脚の流れ」があります。
脚が流れるとは、地面を蹴った後の脚が体の後ろの方で回転している状態です。
こうなると、常に体の後ろで長い棒を振り回している状態になります。それを再び、前に戻して次の一歩につなげなければいけません。
これには大きな力が必要になるし、素早く前に引き戻すことは難しくなります。
その結果、ピッチ(歩数)は上がらないのです。
ピッチを上げるには
脚が流れないことが重要です。
そのためには、次のことを確認しましょう。
確認するべきポイントは、足が地面についた瞬間に反対の脚(膝)がどこにあるかということです。
理想は、着地した脚(支持脚)の膝と同じ位置、または少し前に反対(回復脚)の膝が位置している状態です。
脚が流れる人は、地面を蹴ったあとの脚(回復脚)の膝が、地面についてる脚(支持脚)より後ろにある状態です。これではいけません。
回復脚の膝が、支持脚の膝と揃うか、または少しだけ追い越す位置になるように注意しましょう。
回復脚の膝が、支持脚に揃う、または追い越すためには
脚が地面に着地する直前に、両方の太ももの部分を素早く挟み込む意識を持ちましょう。
注意したいのは、挟み込みのタイミングが早すぎると、ももが高く上がりすぎて体がブレてしまい、結果的にピッチが低下することです。
蹴った脚は、「引き上げる」のではなく、素早く前へ「引き出す」というイメージがいいでしょう。
ストライドが落ちてしまうと意味がない
いくらピッチが上がっても、ストライドが落ちてしまっては意味がありません。
走る速さ=ピッチ×ストライド です。
ストライドが落ちないように、支持脚でしっかり地面を支えるようにしましょう。
このとき注意したいのは、後ろに蹴る意識より、体重を力強く支えるというイメージを持つことです。
まとめ
走る速さ=ピッチ×ストライド
ピッチを上げるには、太ももを挟み込む、蹴った脚を素早く前へ引き出す。
着地した脚の膝と同じ位置、もしくは少し前に反対の脚の膝が来るようにしよう。